ペルテス病

【経験者が】ペルテス病の手術ってどんな感じ?【語ります】

悩むくん
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ペルテス病の手術ってどんな感じ?
悩むくん
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痛いの?負担の度合いを知りたい

私は小学5年生のときにペルテス病と診断され約1年治療していました。
(現在は完治)

私は手術と装具による治療を並行して行いまいした。

本日はペルテス病の手術について

・ペルテス病の手術について
・1回目の手術
・2回目の手術
・特に辛かったこと

以上の4テーマに絞って書いていこうと思います。

ペルテス病のお子様を持つ親御さんのお役に立てればと思います。

元ペルテス病患者が書いているペルテス病のブログ記事は僕がみた限り存在しませんので貴重な記事だと思います。

ペルテス病の手術について

私が受けた手術は「大腿骨頚部内反切り術」という名前のものです。

簡単に説明すると

①大腿骨の股関節部分に人工的に骨折を起こす(骨を切る)
②大腿骨の向きを変える
③ボルトで固定

こんな手術です。

ボルトで固定するのでボルトを抜き取る手術も必要です。
なので合計2回手術をしました

1回目の手術

1回目の手術は入院後(正確には病院内にある子供のための支援施設)1ヶ月後に行われました。

それまで病気らしい病気もしたこともなくとても恐怖感がありました。
手術前日は恐怖感マックスでした笑(ビビリです笑)

手術当日の日

手術当日の日の朝、いつもより看護師さんの出入りが多くなり
「やっぱり今日は手術なんだな」と実感していました。

全身麻酔の準備?のための注射がめっちゃ痛かった・・・。

その後ベッドで手術室まで。
手術室の消毒の匂いは今でも思い出せます。

そして全身麻酔。
周りがユラユラと揺れて二重に見えました。
まるでアニメみたい・・・そう思った瞬間に眠りに落ちました。

目が覚めると・・・(手術直後)

目が覚めると、もといた病室でした。

母が「起きたんか」と声をかけてきました。
腰から左足まで固いギブスで完全に固定されている。

「の、のどがかわいた・・・」

強烈な喉の乾きを感じていました。
(やっぱり血を失うと喉かわくんですね)

しかし手術直後は水を飲むのが禁止されていたんですよね。

何回も喉渇いた〜!って連呼してました。

しかし私はそのときはまだ知る由もない。
本当の辛さはその後からだったとは・・・。

ギブスで身動きが全くとれない

前述した通り、そのときの私は腰から左足までギブスですっぽり覆われるという状態でした。

つまり全く身動きがとれない状態・・・。
寝返りさえもうてない。
これは本当にきつかった。

しかもそのとき、季節は夏。
ギブスは通気性が悪く蒸れまくり。

そして一番嫌だなと感じたのはトイレに一人でいけないということ。
つまり補助をうける訳です。

おしっこは尿瓶。
大きい方は塵取りのような便器。

当時の僕は小学5年生。
素直にめっちゃ恥ずかしかったです。

トイレをしたいときにいちいちナースコールを押すのも億劫でした。
(ナースコールを押しても看護師さんがなかなかきてくれなくて3回ほど漏らしかけた。あ、大きい方です。)

ギブスがとれたときは心底ホッとしました。

術後にボルトを足にいれていた感覚はあったか?

全くなかったです。
違和感などなく2回目の手術まで過ごしていました。

2回目の手術

2回目のボルトを抜き取り手術は1回目の手術から3-4ヶ月くらいで行ったと記憶しています。

2回目の手術は正直あまり記憶がありません。
強いてあげるのであれば「めっちゃ楽」でした。
楽だったから記憶がないんですよね、恐らく。

前回死ぬほど喉が渇いてキツかったから2回目の手術では水分を点滴で入れてもらうことにしていました。
なので喉が乾くこともなかったです。
(小学生ながら1回目の手術も点滴で水分いれてよ!とツッコミいれたくなった)

特に辛かったこと

手術の痛みというより・・・
特に1回目の手術後のギブス生活が本当に辛かったです。

・暑い
・身動きがまったくとれない
・トイレも一人でできない

ギブスがとれたときは心底ホッとしました。(リフレイン)

まとめ

今回はペルテス病の手術についての体験談をお話しました。

私が受けたのは「大腿骨頚部内反切り術」という手術です。
合計2回手術を受けました。

特に1回目の手術のギブス生活は本当に大変でした。
その反動もあり2回目の手術はめっちゃ楽でした。