
検索でこちらのブログ記事にたどり着いたあなたはお子様がペルテス病と診断されて、その情報を知りたいと思い当記事を読んでいらっしゃることと思います。
私は実際に小学5年生のときにペルテス病を発症しました。
現在は完治しています。
治療期間は約11ヶ月ほどでした。
今日は私が実際にペルテス病を経験した体験から
・ペルテス病とは?
・ペルテス病の初期症状
・ペルテス病の治療方法
・ペルテス病の後遺症について
私が調べてみた限り実際にペルテス病を克服した人のブログ記事は希少なので一読して頂く価値はあると思います。
ペルテス病とは

ペルテス病とは生後18ヶ月(1歳半)より骨成熟(大腿骨頭の成長が終了する)までの間に発症した、大腿骨頭の血行障害により生じる壊死の病気をいいます。
???
よく分かりませんね。
もっと分かりやすくまとめると
・足の付け根の骨の先っぽが壊死して潰れて変形してしまう病気のことです。
・それによって歩行が困難になります。
・原因はいまだよく分かっていないようです。
・男児の発症確率が女児に比べて圧倒的に多い(僕も治療で入院していたときに出会ったペルテス病患者は全員男子でした)
・身長の低い活発な男子が多い(私は正しくそういう小学生でした)
どういう風に治療をするの?
それではペルテス病はどのように治療していくのでしょうか?
方法は2つあります
①装具治療
②手術治療
・・私の場合・・
私の場合は
①装具治療
②手術治療
を並行して治療しました。
自宅で治療するということは困難とのことでしたので入院して治療しました。
正確には病院に付属する養護施設で生活していました。
学校は病院内の養護学校に通っていました。
治療については長くなると思いますので別途記事を書こうと思います。
養護施設や養護学校での生活も。
ペルテス病の初期症状
ペルテス病の初期症状は一体どういうものがみられるのでしょうか。
・太ももの痛み
・跛行(はこう、片足をかばって足を引きずるように歩くことのことです)
この2つが主です。
私の場合
太ももの痛みも若干ありましたが、正直あまり気にならないレベルでした。
ただ周囲の人からみて跛行がかなり目立っていたようです。
特に母親から常に「びっこをひいてる!!」と常に言われていました。
「びっこってなに?」と返すくらい自分では跛行をしている感覚はなかったです。
後遺症は残るの?

後遺症は残りません!
と言いたいところではありますが、発症前と100%同じようにとはいきません。
ただし「普通に生活する上では全く問題ない」です。
なので安心して頂きたいです。
気になる点は2つ
①足の左右のバランスが悪くなった
私は左足にペルテス病が発症しました。
手術後に左足が短くなりました。
リハビリやストレッチで左右の長さのバランスをとりましたが100%は戻りませんでした。
②可動域が狭くなった
ペルテス病を発症した左足は正常な右足に比べて若干可動域が狭いです。
日常生活では何の支障もありませんが、スポーツ選手を目指すとなるともしかしたら障害になるかもしれません。
しかしこれらも若干気になるなぁというくらいにしか思いません。
①②も激しい運動をしないのであれば日常生活に全く問題ないかと思います。
ちなみに私はペルテス病を克服したあと中学生、高校生の6年間剣道部として活動しました。
まとめ
ペルテス病は分かりやすくまとめると
・足の付け根の骨の先っぽが壊死して潰れて変形してしまう病気のことです
・それによって歩行が困難になります
・原因はいまだよく分かっていないようです
・男児の発症確率が女児に比べて圧倒的に多い
・身長の低い活発な男子が多い
このような骨の病気です。
後遺症は全くありません!という訳にはいきませんが、
「日常生活には全く問題ないレベル」にはなります。
ペルテス病の記事については今後もお役に立てそうなことがあれば書いていきますので是非ともご覧ください。
こういうことが知りたい!という方はお気軽にコメントくださいませ。
リクエストに応じて記事を執筆致します。