ギター

ギターのネック折れ!修理するにはどうすればいい?

「遂に憧れのギブソンレスポールを購入したぜ!!」

憧れのギターを手にしたときの高揚感はなんとも言えないものです。
ただ悲劇は突然起こる。

「スタンドに立てかけていたら倒れちゃった(泣)」

ネックを見ると

「ネックが・・・!折れてる!!!」

今このページに検索でたどり着いた方は今正しくネックが折れてお困りの方も多いと思います。

私も過去にネック折れを体験していますのであなたのショックは物凄く分かります。
なお私のネック折れ経験は3回というプロ級です笑(自慢にならない)

結論:ネック折れは治ります

結論から言いいますとネック折れは治ります!

後述しますがちゃんと楽器としてこれからも使っていきたいという方は・・・
絶対に自分で治そうとしてはいけません。

絶対に自分で治そうとしてはいけません。(大事なことなので2回言いました)

修理するポイントは2つです
①応急処置を早急に行う
②できるだけ早く修理に出す

とりあえず応急処置から

骨が折れてしまったときは添え木を当てるなど応急処置を行いますよね?
まずネックが折れてしまったときも同様で応急処置から行いましょう。

とりあえず
・弦を緩める(ネックへテンションをかけない)
・ハードケースにしまう(ネックの露出した木部に湿気がなるべく入らないようにするため)

この2点を応急処置としてすぐに行ってください。

すぐにリペアショップへ!

応急処置が終わったらすぐに病院へ!
すなわちリペアショップへ!

1秒でも早く修理することがより質の高いリペアに繋がります。

格安なところもありますが、値段で見ずにちゃんとクオリティの高い仕事をしてくれそうなところに修理に出すことをオススメします。
なお修理費は3万円から6万円くらいが相場のようです。

絶対にやってはいけないNG行為

前述しましたがNG行為があります

それは・・・自分で治そうとすることです。
特にアロンアルファは絶対NG。

最悪リペアがアロンアルファを除去する作業から始まるかもしれません。

検索してみると自分でやってみましたという記事もありますが、素人が作業できる領域ではありません。
必ず楽器屋でリペアマンの方に修理してもらうようにしましょう。

私の体験談

私のギブソンレスポールは過去に3回ネック折れを経験しています。

1回目のネック折れ

初めてのネック折れは高校生時代です。
原因は安いスタンドです(楽器店で700円くらいで売ってるアレです)
立てかけておいたら自然に落下・・・。
ベガシャッツという本体が床に落ちる衝撃音とネック折れる音が合わさった音は今でも忘れられません。
泣きながら家に帰ったのを覚えてます笑。

2回目のネック折れ

2回目のネック折れは大学生時代に起こりました。
原因はまたもや安いスタンド。
自分の学習能力の低さにまた泣きました笑

3回目のネック折れ

3回目のネック折れも大学生時代に起こりました。
練習のときにギターでエキサイトしてネックを振り回したら譜面台(ごついタイプ)に重い切りぶつけたのが原因。

この3回の経験から・・・

・安いスタンドは絶対に使わない
・ギターでエキサイトするときは必ず譜面台などモノをどかしておく(そもそもエキサイトしないほうがいいですね笑

この2点を学びました。

ただ結論としては愛機のギブソンレスポールは全く問題なく使えています。

音が悪くなってしまうのでは?

私も物凄く懸念していましたが個人的には全く問題なく良い音のままです。
大事なのはいいリペアショップに依頼するのと、その後にしっかり調整をしてもらうことだと思います。
私は信頼のおけるリペアショップに依頼しました。

私が利用したリペアショップ

私が利用したのはハイエンドミュージックというリペアショップです。
大阪の伝法町に店舗を構えています。
2回目と3回目にネックを折ったときにお世話になりました。

リペアの腕は確かながら価格が安いことが特徴です。
(修理を全てハイエンドミュージックで完結しているからこの低価格を実現できているそうです)

ネック折れの接着はなんと1万5千円
当時学生でお金もなかった私は本当に助かりました。
店主の方がとても気さくな方で親身に相談に乗っていただきました。

店主名言「ネック折れよりオーナーの心の折れの方が大体深刻なケースが多いです。
この言葉にネック折れへのショックが随分和らいだのを覚えています。

郵送でのリペアも可能ですので今この瞬間にお悩みの方はご検討ください。

ハイエンドミュージック

まとめ


ネック折れという悲劇は突然あなたの身にふりかかります。
でもしっかり対応すれば治ります。
まずは応急処置してすぐにリペアショップにGO!

修理したあとはガンガン弾いてあげてくださいね!
あなたの愛機との楽しいギターライフがこれからも楽しく続くことを祈念しております!