ブルース

悲しみに寄り添うブルースまとめました【随時更新】

人間の心は弱い

人間の心は弱いもの。
いつも頑張っている人がふとしたきっかけに心が折れてしまうというのはよくある話。
もしあなたが辛い!キツイ!と思っているのであれば、その心をブルースで癒してあげたい。
そんな気持ちでこの記事を書きました。

ブルースと脳科学

悲しいときに悲しいブルースをきくことは科学的に正しいです。

科学雑誌PLOS ONEで発表された論文によると悲しくゆっくりした音楽は心の平和、優しい気持ちを引き起こすそうです。
約800人の調査対象者に対して調査したところ、悲しい音楽を聴いたことによって辛い気持ちが和らいだそうです。

そもそもブルースは悲しい気持ちを和らげるために黒人がつくった叡智といってもいいと私は思っています。
悲しくてこのページにたどりついたあなたはきっと優しい人。

是非ともここで紹介する音楽を聴いて心を癒してください。

心を癒す曲

①Rats in my kitchen-Sleepy John Estes

盲目のブルースマン、スリーピージョンエスティスの代表曲。

②Ain’t nobody business-Bessie Smith

 

ジャズ、そしてブルースのスタンダード曲ですね。
演奏する人によって大きく印象が変わる曲です。

悲しみにくれるのではなく、それでもやりたいことをやるんだという強さを感じられる曲です。
慰められつつ、前に立ち向かう勇気を与えてくれます

③All I could was cry-Etta James

 

映画キャデラックレコードでビヨンセが演じたことで最注目されたエタジェイムズの代表曲の1つです。
恋敵と愛していた男性の結婚式に出席して、祝福されるというシチュエーション。
もうただ泣くしかない。
悲しいときはもう泣くことしかできないという人生の悲哀に満ちた曲。

④Members Only-Bobby Bland

 

あの忌野清志郎も大ファンだったというBobby Blandのヒットナンバーです。
今日は悲しい人たちオンリーのパーティーだよ。
肌の色も関係ない。
予約もいらなければお金もいらない。
傷ついた心だけ持っておいで。
ボビーブランドの包容力溢れる歌声に思わず涙腺が緩みます。

⑤嫌んなった-憂歌団

最後は日本語ブルースでしめたいと思います。
日本語ブルースの原点、憂歌団。

嫌んなった もうダメさ

悲しみに対してのストレートすぎる感情吐露から始まるこの曲。
聞くたびに自分の感情に対して正直でありたいと思います。

まとめ

どうだったでしょうか?
少しでもあなたの心が和らいだのであれば嬉しいです。
頑張らなくてもいい。
ゆっくり休んでください。

まだまだいける!という読者の方も、人間の心は本当にふとしたきっかけで折れてしまうことがあります。
そんなときはこのページを心の保険として覚えておいて頂けると嬉しいです。